合格の確率論を理解しているか
いくら試験勉強を重ねても本試験で満点を取ることはできません。
受験予備校の専任講師でさえ、本試験の問題を何人かで取り囲んで正解を出すほどですから、一受験生がすべての社労士問題をコントロールできるはずがないのです。
でも、実際には知らず知らずのうちに満点を取りにいくような勉強方法になっていないでしょうか?
勉強を進めていくなかで、いろいろな疑問点は出てくるでしょうが、テキストにも載っていないような細部の知識を追求していては勉強が進みません。
もちろん満点を取る必要がないことはおわかりでしょう。
では、社労士試験の合格ラインである6割正解を確実に達成するために、8割解ける実力を身に付けようとする考え方はどうでしょう。
私は、この考え方は少し危険があると思っています。
満点を目指さないまでも、手を広げすぎてしまう傾向があるからです。
それよりも、合格点を取る上でぜひ意識していただきたいことがあります。
それが「解答の確率論を理解する」ということです。
これは、
正解率の高い問題をいかに確実に得点できたかが勝敗を決定するという確率論のことです。
社労士本試験で9割の正解を誇る合格者であっても、正解率が2割とか3割の問題は苦戦しています。(実際に、9割以上の得点を上げた知人数人に聞きました。)
逆に、正解率が5割以上の問題であればほぼ確実に正解できているはずです。
では、本試験での正解が5割だった社労士受験生の場合はどうでしょうか?
おそらく、正解率が8割、9割という問題はかなりの確率で正解できているはずです。
そして、
正解率が2割とか3割の問題は9割正解の合格者同様に苦戦しているはずです。
9割の合格者と5割の不合格者の正解率の違いは、正解率が5割以上の問題をいかに確実に正解できたかという差であることがわかります。
これが現実です!!
こうしてみると、正解率の高い問題を確実に解ける実力があるかどうかが得点力に大きく影響してくることがわかります。
この確率論を制するために大切なポイントのひとつが直前期の過ごしかたです。
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