社労士試験 記憶力

社労士試験では記憶力が勝負の分かれ目か?

一般的に試験においては記憶力が勝負の鍵を握っているといわれます。
大学受験などはその最たる例で、あまりに広い受験科目のそれぞれを頭に詰め込んでいくことになりますね。
そういた思い出がある方も非常に多い事でしょう。

 

社会保険労務士試験においても、「重箱の隅をつつく試験」と表現される試験形式ですから、記憶力に頼る部分は非常に大きいといえます。

 

確かに、試験科目となる法令は非常に多くあり、また単に条文を知っているというだけではなく、それをどのように応用させるのか、相互に絡めて行くのか、そのあたりの理解も必要になってきます。

 

そうした前提に立つと、試験突破にはやはり記憶力が勝負の鍵を握るという事になりがちですが、実は社会保険労務士試験の場合は事情が若干異なります。

 

というのは、試験範囲が広い事に加えて他の仕事をしながら受験する方が非常に多いので、全てを記憶するタイプの勉強方法は現実的ではないのです。

 

広く浅くであればまだよいのですが、広い割に細かな論点も付いてくるので、社会保険労務士試験の過去問題をみた受験生は、

 

「ここまで掘り下げて勉強しないと合格できないのか?」
と思いがちです。

 

ところが、これがまちがいなんです!!
細部まで勉強しようとしてしまうと絶対と言っていいほど合格点が取れません。

 

実際に本試験で9割取れる受験生を2人知っていますが、そんな高得点の合格者であっても難問は正解できないという事実を知ることができました。ですから、そんな問題は解けるようにならなくてもよいと思うべきなんです。

 

それよりも、多くの受験生が正解出来る問題を確実に解けるようにする勉強こそがはるかに重要で社労士試験合格の一番の近道です。

 

そのため、社会保険労務士試験においては単語を一つ一つ覚えるような学習ではなく、それぞれの法律や制度がどのような背景で制定され、どのような内容となり、どのように運用されるのか、そこまでをストーリー性を持って覚えていくと、頭の中でまとまりやすいといえます。

 

つまり、試験に出題される幹の部分をまず固めるという勉強法が必要になってきます。

 

とはいえ項目によっては当然に記憶力が勝負となる箇所もありますので、あとは受験生のように通勤の電車内で小さなメモ帳を使い、繰り返し記憶していく事になります。
モチベーションの維持が合否を分ける重要ポイント!

 

試験までのモチベーションを保つために
社会保険労務士試験を受ける場合には、およそ6ヶ月〜1年という歳月の中で約800〜1000時間程の時間を学習に掛けることになります。

 

これは他の資格試験と比較しても長い方の部類に入り、精神的にも肉体的にもかなりしんどいと言えます。
中には試験までにモチベーションを保つことができず、あまりの学習量の多さから途中でへたってしまう方もおりますね。

 

また難解な法律用語に手を焼いたり、それらを理解する事に拒否反応まで出てきてモチベーションが下がってしまう場合もあります。
特に、年金科目などは制度の理解に時間がかかるため、勉強途中でドロップアウトしてしまう受験生がとても多い試験です。

 

とりわけサラリーマンの方で資格取得を目指している場合は、かなり厳しい状況になりますね。

 

行きの電車内で勉強して、昼休みの半分ほどを学習に費やし、帰宅の電車内はもちろん自宅に帰っても休んでいる暇はありません。

 

平日の学習が難しければ休日にその時間を向けることになりますから、それこそ休む間がなくなり、精神的にとても苦しい状況になります。

 

ではそうした状況にならず、試験までのモチベーションを保つためにはどうすれば良いのでしょうか。

 

これは一重に時間に余裕が無いことに原因がありますので、学習時間をどのように短縮していくかがキーポイントとなります。

 

お使いの問題集から、より内容がまとめられた物に代えたり、経験者の方にアドバイスを聞いてみるのも良いでしょう。

 

またモチベーションを保つためにも、学習の合間には遊びや休息はしっかりと入れなければなりません。

 

私の場合は、合格体験記をよく読むようにしたこととと、勉強時間を夜だけでなく、早朝の時間にあてました。

 

早朝の勉強は、本当に集中できて、後の予定も入っているので、締切効果で集中力が高まります。

 

 

ぜひ、試してみて下さい。

 

 

学習計画表を作って勉強する
書店で販売されている社会保険労務士試験のテキストや参考書を購入すると、特典として「学習計画表」が付属している事が多くあります。

 

また資格学校に通う場合は、ほぼ間違いなく教材の中に「学習計画表」が含まれており、社会保険労務士試験受験に向けて学習計画表の存在が非常に大事である事が推察できます。

 

ではこの計画表をどのような意味があり、どのようにに作っていけば良いのでしょうか。

 

一口に計画表といっても制作したメーカーによりその内容が変わるのですが、基本的には1日のスケジュールを書き込む場所があったり、中期・長期の計画を書き込む場所に分かれています。

 

あらかじめどのような手順で学習を進めるのか知っておくと、ゴールまでの道筋が分かりやすいですし、今やっている事が何に繋がるのかという点もわかりやすいといえます。

 

闇雲に勉強する場合には、今すべき事やこの先すべき事が分かりませんから、徐々にやる気が落ちてきてしまいますので、やる気を維持させるためにも計画表を作ることは大切ですね。

 

また1日のスケジュールを書き込む中では、自身の一日の中でどのような時間を過ごしているのか客観的に見る事ができますので、無駄な時間を省いて勉強にあてる事が容易になってきます。

 

またこれまであまり考えていなかった通勤時間の活用など、有効な時間の掘り起しにも役立ちますので、受験を決めたその日からしっかりと学習計画表を作って勉強を進めていきましょう。

 

学習計画書を作るときのポイントは、まず

 

1か月単位
1週間単位
1日単位

 

 

というように、3つの期間をセットにして作ることです。

 

次に、1週間の中で、予備の日にちを用意しておくことです。

 

どうしても、突発的な用事などがでてきますから、予備日を用意しておかないと、いっぺんに予定が崩れてしまいます。

 

 

 

自分で限界を決めずに試験を突破しよう
人間はよく自分の勝手な思い込みで生きる動物といわれています。

 

 

 

これは日常生活のあらゆる場面でその端緒を見かけるもので、それにより楽になることもあれば、思い込みによりデメリットが生じる場合も多々あります。

 

 

 

例えば肉体面でいえば「自分の力はこの程度」と考えていても、必要に迫られて無意識の内に火事場の馬鹿力を出すこともあります。

 

 

 

これはスポーツの世界で多分にあることで、プロに近い選手になると自分で限界を決めずに練習に取り組み、そうしたメンタルトレーニングは良い結果を引き出すことに大いに役立ているといいます。

 

 

 

一方で頭脳や精神面で考えた時も実は同じことが言えます。

 

 

 

人は長く学校の試験、仕事の評価などにさらされる中で、十分に力を発揮していないのに自分の力はこの程度と最初から諦めていることがよくあります。

 

 

 

しかし人間の頭脳が力を発揮しているのは、脳本来の機能の3%にしか過ぎず、それは学習を繰り返す中で徐々に広げることができますので、自分で限界を決めず取り組めば、試験を突破するのも決して夢ではないといえます。

 

 

 

そもそも自分の限界とは忍耐力の根競べであり、超えるも何も最初からそこには壁など無く、我慢して走り抜けていけば良いといえます。

 

 

 

試験突破はそうした意味で誰にでもできることなので、試験中でも諦めること無く最後まで頑張り突破しましょう。

 

 

 

どうすれば自分の勉強するモチベーションを維持できるのか常に考えましょう。
最も効率よく勉強して合格できる力を以下に身に付けるべきか考えましょう。

 

 

 

多くの受験生は、とりあえず勉強するという考えが強く、一歩立ち止まって、どうすれば自分が合格できるのか、その命題から無意識に避けようとしてしまいます。

 

 

 

積極的に、考えましょう。そうすれば必ず道が開けます。

 

 

 

私も、社会保険労務士試験に合格してみて、合格するためには最後まで自分を信じて諦めないことが大切であると感じました。

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