フォーサイト社労士通信講座
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フォーサイトは、低価格戦略で注目される後発の資格スクールです。
社会保険労務士以外に行政書士、中小企業診断士、宅建などの講座がある資格学校で、通信教育のみを手掛けています。
設置されている講座はおよそ9種類とそれほど多くはなく、業界では中堅に位置する学校です。
ネットでの露出度は高いものの、フォーサイトって正直、一般的にはあまり馴染みがないのではないでしょうか?
でも、フォーサイトの社労士通信講座の受講生の数は、実は他の資格学校と比べて圧倒的に受講生が一番多いんです。
意外じゃないですか?
知名度の高いユーキャンや、TAC、LEC、大原なんかよりはるかに受講生を集めている講座なんです。
ユーキャンより、フォーサイトの社労士講座受講生の数はなんと10倍くらいあるんです。ちなみに、第2位はTACです。
ではなぜ、フォーサイトは社労士受験生にこれほど人気が高いのでしょうか??
それを語る前に、これまでの社労士受験業界の動きについて説明したいと思います。
実は、今は資格講座の低価格化の流れがグングン押し寄せてきているのを感じます。
10年ほど前ですと、大手資格スクールが主流で、講義付の通信講座の価格は20万円を超えることが当たり前でした。
そこに、フォーサイトが10万円を切る低価格路線で参戦してきました。
これは衝撃でした。
テキストと問題集、添削といった構成で講義のない通信講座であれば5万円程度の通信講座はありましたが、
CD・DVDの講義付きの講座で10万円を切るのは、当時の業界ではありえない価格でしたから。
これまで国家資格の講座といえば、通学講座が中心で通信講座はあくまで付け足しの場合が多かったのですが、フォーサイトは通信講座のみに特化することで違いを生み出すことに成功しました。
さらに、維持費のかかる駅前の教室使用料、広告宣伝費、教材印刷代などの経費を大きく減らし、通信講座受講生に魅力ある講座を作り、20万円を超える大手資格スクールに遜色ない通信講座を作った低価格化の先駆者です。
フォーサイトの成功をみてなのかわかりませんが、他の資格スクールも低価格で教材の充実した商品を発売していきます。
例えば、ネオスタ(現在閉講中)が、スマホの利便性と普及に合わせてネット配信で教材はダウンロード、ネット法令集のラインナップ、という路線で一定の受験生の人気を得ました。
クレアールもネット配信などで、身軽な教材のラインナップで低価格を実現しながら最短合格の効率よい学習(合格飲みにフォーカスして無駄なことはしないという割り切り)を提唱して魅力的な講座を提供しています。
山川社労士予備校は、ネット講義50回無料視聴という思い切った戦略とわかりやすい講義の魅力で一定の講座申し込みを獲得しているようです。(現在は無料から月額制に変更しています)
LA(エル・エー)社労士講座はテキストを市販のテキストで代用することで講座費用を抑え低価格路線を前面に出しています。
これらの動きは、フォーサイトが、「20万円超えの講座でないと社労士試験の合格は難しいよ」といったこれまでの常識を打ち破って、5万円前後の費用でも十分に社労士試験で戦えるという証明をしたところから始まったのかもしれません。
最近では、資格スクエアというIT企業ががAIの技術を駆使してネットでの学習を前提とした低価格のネット講座を開講して一定の人気を得ているようです。
フォーサイトの社労士講座のテキストの評判
フォーサイトの通信講座が現れるまでは、社労士受験生にとっては数社の大手資格スクールを選ぶしか選択肢がなく、合格の可能性が高い講座は通学講座と言われていました。
そんな中で、お金をかけられなかったり通学できる環境にない受験生は大手スクールの通信講座を選ぶしかありませんでしした。
でも、その通信講座も通学講座のサブ的な位置づけで作った代物だったので、全く合格レベルにいけるような内容ではありませんでした。
私も、受験1年目は有名な資格スクールの通信講座を受講したのですが、これは大失敗でしたね。
とにかく、
テキストがわかりにくい!
後からわかったのは、
そのテキストはなんと通学用に作られたテキストだったので、そもそも講義を聴いて初めて理解が可能なテキストだったんですね。
読むだけでは理解できなくて当たり前だったんですが、その当時は知る由もありませんでした。
話を戻しますと、フォーサイトの社労士通信講座では、
テキストはカラー印刷でボリュームも他の社労士講座のテキストと比べても半分以下
という徹底ぶりです。
しかも、イラストも多く、図表の形式にまとめられているなど、受講生の立場で作られたテキストで読みやすいという印象です。
「ページ数を少なくして費用を抑えよう」なんてよこしまな考え方ではなく、ボリュームを抑えることで読みやすく効率よく勉強できることを主眼に考えられた結果なんですね。
また、フォーサイトのテキストは簡潔ながら「法○条」と条文がしっかり記載されていますし、読みやすいよう条文をわかりやすい表現に置き換えているんですね。
他の記事でも書いていますが、私は社労士受験において、テキストは問題演習の補助的な役割か辞書的な役割だと思っています。
フォーサイトよりもページ数が多くて解説も詳しい他の資格学校のテキストもありますが、問題演習中心でいくのかテキスト中心でいくのかでテキストの期待感も違ってくると思うんですね。
問題演習中心でいくならテキストは分量が少なくてさらっと読めるものがおススメです。
あるいは極端に分厚い辞書的な使い方のテキストもあると調べものをするときに重宝しますからおススメです。
フォーサイトのテキストは簡潔な記載ですが市販のテキストと比べて3分の2程度のボリュームで読みやすいですし、余白が多いので書き込みが非常にしやすいです。
テキストに書き込みをすると、後でテキストを読むときに、
「この部分は問題演習で出題された箇所だ」
ということが一目瞭然にわかるのでテキストも読みやすくなるし、ポイントを押さえて読むことができるんですね。
私としては、フォーサイトのテキストで問題ないかと思うのですが、意外と社労士講座受講の方のクチコミではテキストに対する不満も多く寄せられています。
理由ははっきりしませんが、ボリュームの少ないテキストって、受験生には一般受けしないものなのかもしれませんね。
分厚いテキストだと安心する受験生って結構多いかもと思ってしまいました。
私なんかは分厚いテキストを最後まで何回も読み込むってどんだけ時間かかるんだろうと思ってしまいますが・・・。
一方、
- 「フルカラーのテキストは分かりやすい」
- 「大手資格試験予備校のテキストは分量が多すぎるから、フォーサイトのテキストでちょうど良い」
という意見もあります。賛否両論といった感じで判断に迷ってしまうところです。
フォーサイトの社労士講座の講義の評判や新たな魅力
講義の評判ですが、「実際に講義を受けているようで聞きやすく話すテンポも良かった」という好印象のコメントが多いようです。
フォーサイトのeラーニングで視聴できる倍速講義ならば、スマホでもかなり多くの講義を聴くことができます。
講義DVDは1枚おおよそ1時間半から2時間ですが、加藤先生の講義も聞き取りやすく、1.5倍速の講義動画も全く違和感なく視聴できるようです。
また、道場破りというツールが講座にセットで提供されていますが、これが予想外に受講生の絶賛を浴びているようです。
講義の1.5倍速動画が視聴できたり、確認テストがゲーム形式になっていて、段が上がっていくのが楽しく、勉強も継続できるようです。
スマホやタブレットで講義を聴いたり、過去問を解くこともできます・
電車通勤でテキストを開くのが大変なときも電子テキストで見ることができます。
サポート体制も充実しています。
メールで質問もできるのですが、翌日か2日後には返事が返ってくるにはいいですね。
また、学習のガイド本は「入門編」、「戦略立案編」、「合格必勝編」と3冊が用意されています。
社労士試験は難関試験だからこそ、攻略テクニックは合格に必要な要素です。
特に初学者はどのように学習を開始し、挫折することなく継続し合格を勝ち取るか、その効果的なテクニックやノウハウが必要だと思いますから勉強法にフォーカスしているフォーサイトの姿勢は評価できます。
一方、教材の質は問題ないのですが、教材が届くのが遅いと感じる受講生もいるようです。
受講生としては、早く学習に取り組みたいわけで、教材が届くのが遅いのは致命的ですね。
ただ、最近ではそれが改善されていて、実際の受講者からは遅いと感じる事はないコメントも出ています。
フォーサイト社労士講座の合格率のカラクリ
フォーサイト社労士講座の内容は、フルカラーのテキスト教材とDVDによる講義視聴となります。
また音声のみのCDが付属するコースも用意されています。
資料請求すると実に色々な資料が届きますが、これも他の資格予備校とは大きく異なり、よく考えられて作りこまれています。
その充実ぶりは、他の資格学校の資料とははるかに違う出来で、資料請求した方の受講申し込み率は他の資格学校よりもかなり高いと推測できます。
なお、フォーサイトの社労士講座はこれまで、全国平均の4倍近い合格率を売りにしています。2018年度は4.08倍だったそうです。
しかし、これはあくまで社労士試験の全受験生の合格率の比較ですよね。
つまり、
独学の受験生や、予備校を利用したものの、ほとんど勉強が進まなかった受験生なども含めた
本試験受験生すべてと、フォーサイトの講座を最後まで終了した受講生との合格率の比較
なので、フォーサイト受講生の合格率が高いのは当たり前なのです。
合格率の正確な比較ということなら、他の通信講座と比較するのが一番客観的ともいえます。
但し、社労士通信講座と一括りに言っても、色々なメニューの講座がありますし、直前講座などは実力のある受験生が受講することが多いので受講生の合格率は高いです。
このように単純に社労士通信講座の合格率を比較することは実は難しい面がありますが、一つの目途を立てるという前提なら、教育訓練給付制度講座検索システムというサイトが参考になります。
教育訓練給付金制度とは、そもそも一定の条件をクリアした講座を受講修了することで受講料の一部が雇用保険から給付される制度ですが、公的機関であるこのサイトでは、社労士通信講座で教育訓練給付金対象の講座の受講生数や合格率、満足度などの情報提供がされているんですね。
このサイトで調べると、どの学校の社労士通信講座の合格率が高いか調べることができるというわけです。
受講生の数が少ない通信講座ですと、一人の合否で合格率が大きく左右されてしまうので客観的な指標と断定はできないのですが、数字自体は資格スクールから公的機関に届けられた数字ですから、一定の正確性は担保されていると言っていいでしょう。
但し、教育訓練給付金の対象になっていない講座は調べようがありません。例えば山川社労士予備校は対象講座ではないので合格率は不明です。
さて、フォーサイトの社労士講座の合格率が他の資格学校の講座より合格率がどうなのか、そのサイトでいくつかの通信講座を実際に調べてみました。
結論としては、登録された社労士通信講座の中で、フォーサイトの社労士通信講座の合格率は大手資格学校の通信講座7校の中で3位に位置するということがわかりました!
コースや年度によって当然合格率の変動はあるものの、フォーサイトの社労士通信講座はほぼ20%前後の合格率です。
他の資格予備校大手の中で最も合格率が高い資格学校でも22%程度ですから、フォーサイトの社労士通信講座はトップクラスの合格率を誇ると言ってもいいかもしれません。
逆に、大手資格学校の社労士通信講座の中でも、29名受講して合格者はわずか1名とか(なんと合格率3.7%!)、401名受講して合格者22名(合格率5.5%)とかある中で、フォーサイトの社労士通信講座はかなり善戦しているということがわかりました。
また、この教育訓練給付制度講座検索システムでは受講生の満足度も調査しています。気になるフォーサイトの社労士講座受講生の満足度ですが、
(1)大変満足
(2)おおむね満足
(3)どちらとも言えない
(4)やや不満
(5)大いに不満
の回答項目のうち、(1)大変満足と、(2)おおむね満足 の回答が多いものの、意外にも平均的でした。
次にサポート体制ですが、ウェブから質問し、それに回答する形式です。
ただし質問の数は合計30問に制限され、それ以上質問する場合には追加料金が発生します。
他社の講座のサポートで制限がある講座はほとんどありませんから、サポート体制は少し弱い印象があります。
しかし、道場破りができて、レスポンスも大変よくなったので、ストレスなく学習が進むのかなと思います。
講義DVDは概ね好評です。
DVD専用に収録した講義のため、
- 「板書が見やすい」
- 「臨場感があって気持ちが入りやすい」
といった意見が大多数です。
もしフォーサイトで行くと決めたら講師の加藤先生のアドバイスをまずは信じることですね。
受験のプロの言葉は重いですよ。
加藤先生が、
「ここは絶対取りこぼさないでください」
「ここは思い切って捨てましょう」
と講義で言っていたら素直に聞いてみましょう。
フォーサイト社労士講座で残念なこと
このように、フォーサイトは魅力的な面がいっぱいありますが、残念な点も少し感じます。
フォーサイトの講座は確かに安価ですが、
まず、追加料金がかかる過去問や直前対策講座を利用した場合には、結局低価格のメリットが少し薄れてしまう点です。
次に、社労士試験対策においては、大量の問題演習が必須なのですが、フォーサイトの過去問講座だけでは問題量が不足ぎみです。
過去問題の掲載年数が10年分しかなくて、これはクレアールの演習中心の講座と比べて大きく見劣りしてしまう点がとても残念なところです。
まあ、実際にはフォーサイトの講座のみで合格する受講生いっぱいいるわけなんで、一概にはフォーサイトの講座は問題量の絶対量が足りないと言い切れませんが、自分の経験からすると足りない感じがしてしまいます。
この辺は、自分がクレアールの圧倒的な答練の講座を受けてきたからなのかもしれませんが・・・。
また、意外と受講生の満足度が高くないこと。原因は色々あるでしょうがこれは気になるところですね。
5点評価で、全体の資格学校の平均が4.3点のところ、フォーサイトは4.4点という微妙な数字です。
資格学校トップの満足度のクレアールの4.7点と比べると見劣りしてしまいますね。
とはいっても、総合的には講義付きの通信講座で10万円を切ってくる価格は大きな魅力といえるでしょう。
問題量の足りないところは、他の講座を受講したり、市販の予想問題集を購入したり、色々なやり方があるでしょう。
実際にフォーサイト通信講座の資料請求をしてみた
他の資格学校とは違って、ボリューム満点の資料が届きました!
講座紹介のパンフレット以外に、合格体験記、テキスト見本、講義のサンプルCD/DVD、会社案内、通信教育学校選定ポイントパンフレット、メディア掲載実績集、講師の社労士試験向けの出版本・・・。
フォーサイトの宣伝だけでなく、社労士受験に向けた情報媒体が送られてきたのには驚きでした。
こんなに分厚い資料が届きます!↑
面白く読めたのが、「通信教育学校選定3つのポイント」と「6か月で社労士 本当は教えたくない究極の社労士合格メソッド」の出版本の2つです。
社労士試験受験生向けに役立つ情報が載っていて、無料で入手できたのはうれしかったですね。
おススメのフォーサイト社労士通信コースはこれだ!
フォーサイト通信講座の価格設定は以下のようにシンプルです。
・バリューセット1 基礎+過去問講座
・バリューセット2 基礎+過去問講座+直前対策講座
バリューセットは前年の教材がおまけで付いてきます。
おまけの価値がわかりにくいかもしれませんが、1年分の教材が早く手に入るということになりますから、
自分の学習進度に合わせて先取りで勉強することのできるワケでこれは大きいですね!
講義はこれまで、CDコース・DVDコース・CD+DVDコースの3つから選べましたが、2019年3月31日で「CDコース」「CD+DVDコース」の販売は終了となりました。
これは、CDコースの利用者数が減少している現状を踏まえCDの販売を終了したものです。
CDの販売終了に伴い、メディアはDVDで統一になります。
そもそも、一番安いコースはCDコースだったわけですが、画像映像がないCDコースより少しの価格アップでDVDコースを選べたのでCDを選ぶ選択肢はほぼなかったと思います。
バリューセットの1と2の違いは直前対策講座が付いているかいないかですね。
直前対策講座は、
- 法改正対策編
- 年金総まとめ編
- 横断まとめ編
- 択一対策編
- 選択対策編
この5つの講座(各1万円)がセットになったものです。5つとも同時申し込みですと5千円の割引がありお得ですが、必ずしもすべての講座が必要かどうかは考えなくてはいけませんね。
5つのうち、法改正対策編は必要不可欠かと思いますが、個人的には他の講座は絶対必要というわけでもないかなと思います。
教材が発送される時期が本試験直前の7月なので、その時期になってから申し込むかどうか判断しても遅くないようにも思います。
私なら、バリューセット1(基礎+過去問講座)に加えて、法改正対策編の単科講座追加を選びます。
さらに、問題演習をもっと充実させた人は、クレアールの安全衛生の演習講座クレアールの答練講座を追加で申し込むことを検討されるとよいと思います。
まずはフォーサイト社労士通信講座の資料請求からされてはいかがでしょうか?こちらから↓