大原社労士通信講座
資格の大原は資格スクールとして有名な学校です。
≪大原HPより画像引用≫
大原といえば「一発合格主義」に力を入れています。
なので、本試験で高得点を狙う学習スタイルではなく、合格基準・合格点を狙う勉強スタイルになっています。
また、社労士専任の講師たちが過去問を分析した教材になっており、演習問題等の内容は本試験の的中率が80%とも言われています。
よって大原は、合格するために必要な知識と解答力が身に付きやすいのが魅力の1つだと言えます。
魅力としては、大きく4つあります。
まず、1つ目の魅力は専任講師体制であるという点です。
電話・メール・FAXで質問が出来ます。
社労士専任講師が質問に対応してくれます。もちろん電話も専任講師です。
なので、その場で疑問も解決出来ます。さらに学習方法や悩み等も聞いて解決することが出来ます。
2つ目に、質問回数は無制限なので少しでもつまずいた箇所があれば、スピーディに解決することができる点です
3つ目が、早い時期から問題演習で問題を解く力を身につけることができる点です。
過去問題集も過去11年間の問題が収録されていますから、過去問とオリジナル問題で1科目平均450問という十分な問題演習の量も確保できます。
クレアールと近い効率よい学習が可能となっています。
残念なのは他の多くの予備校と同じように、テキスト中心の講義が講座のメインとなっていることですね。
実際に資料請求してみました!
届いた資料の評価は?
大原の1番の売り「一発合格」を全面にアピールした資料になります。
ページを開いてみると、合格者を集めた祝賀パーティーの様子や合格者の顔写真を数ページに続けて載っているのは迫力があります。
また、女性の合格者だけを集めたページもあるのが他のスクールにはない視点で面白いと思いました。
難しい資格試験だけに、子育て中の女性で試験にチャレンジしたい方には励みになると思います。
合格者のコメントは16名分載っています。
ただ、大原にして良かった点を一言二言程度載っているだけです。
社労士という仕事については、少しだけですが載っています。
また、実際に社労士として働いている方、しかも独立して開業された方と会社勤務してみえる社労士の方各1名ずつ計2名の方のインタビュー記事が載っています。
実際に働いてみえる方の現場の声を聞けるのは、これから社労士を目指している方にとっては嬉しい内容でもあり、励みになると思います。
試験概要も載っており、実際に出題された問題と回答も数問載っています。
また簡単ですが解説も載っているの、これから勉強する内容が少し想像出来るし、問題の雰囲気も感じ取れるので嬉しい情報源だと思います。
ただ、資料が届くのが遅いです。
他のスクールと同じ日に資料請求したにも関わらず、他のスクールは3日以内で届きましたが、大原は3週間後ぐらいに届きました。
興味がある方は、早めに資料請求するのがオススメです。
大原社労士講座の特徴
テキストは過去問を分析し、出題傾向が高い項目が分かるよう工夫されています。
逆に出題傾向が低い項目も教えてくれるテキストになっており、合格するために効率よく学べるよう工夫されています。
ただ、白黒表示のテキストなので視覚からくる記憶効果が望めないかもしれません。
大原も他のスクールと同様、DVDでの映像があります。
テキストの文字だけでは理解し難い箇所も、映像と音声があれば理解も深まると思います。
ただし、DVDは通信専用のためにとった映像ではなく、実際の教室での講義を生収録したものになります。
通学制と同じ内容が勉強出来、迫力ある講義を自宅で自分の見たい時に見られるというメリットがありますが、収録時の雑音や咳等の音が聞こえてきます。ここは残念な点です。
大原の通信講座を選んだ場合は、学習初期の段階から問題演習も併せて勉強されるとよいと思います。
幸い、大原では十分な問題演習の量を早い時期から提供してもらえますので、問題演習の勉強に困ることはないでしょう。
なお、限定的ではありますが、通学講座で「社会保険労務士教室通学社労士合格コース 東京校」がありますが、こちらは特定一般教育訓練給付対象講座となっています。
「特定一般教育訓練給付」とは、通常の教育訓練給付だと教育訓練経費の給付率が上限20%(上限10万円)であるのに対し、40%(上限20万円)がハローワークから支給されます。
この適用を受けることにより、入学料6,000円受講料200,000円の合計206,000円の40%が支給されることになります。
通信講座を受講するのであれば、上級コースがおススメです。
毎回、問題演習に取り組み、その解説をしながら進めていく問題演習中心の講義なので、特に再受験生におススメです。
DVD通信では170,000円と高額ですが、CD通信やDL(ダウンロード)通信であれば10万円を切る価格を実現していますので、大手予備校の中では低価格で頑張っています。
予算が気になる受験生には一考の余地が十分あるでしょう。
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