大原社労士通信講座
資格スクールでは有名な資格の大原です。
大原といえば「一発合格主義」に力を入れています。
なので、本試験で高得点を狙う学習スタイルではなく、合格基準・合格点を狙う勉強スタイルになっています。
また、社労士専任の講師たちが過去問を分析した教材になっており、演習問題等の内容は本試験の的中率が80%とも言われています。
よって大原は、合格するために必要な知識と解答力が身に付きやすいのが魅力の1つだと言えます。
魅力としては、大きく4つあります。
まず、1つ目の魅力は専任講師体制であるという点です。
電話・メール・FAXで質問が出来ます。
社労士専任講師が質問に対応してくれます。もちろん電話も専任講師です。
なので、その場で疑問も解決出来ます。さらに学習方法や悩み等も聞いて解決することが出来ます。
2つ目に、質問回数は無制限なので少しでもつまずいた箇所があれば、スピーディに解決することができる点です
3つ目が、早い時期から問題演習で問題を解く力を身につけることができる点です。
過去問題集も過去11年間の問題が収録されていますから、過去問とオリジナル問題で1科目平均450問という十分な問題演習の量も確保できます。
クレアールと近い効率よい学習が可能となっています。
残念なのは他の多くの予備校と同じように、テキスト中心の講義が講座のメインとなっていることですね。
実際に資料請求してみました!
届いた資料の評価は?
大原の1番の売り「一発合格」を全面にアピールした資料になります。
ページを開いてみると、合格者を集めた祝賀パーティーの様子や合格者の顔写真を数ページに続けて載っているのは迫力があります。
合格者のコメントは32名分載っています。
他校と比べると圧倒的な掲載量といえるでしょう。
社労士という仕事については、少しだけですが載っています。これは他校も定番の記載内容です。
試験概要も載っており、実際に出題された問題と回答も数問載っています。
また簡単ですが解説も載っているのもこれから勉強する内容が少し想像出来るし問題の雰囲気も感じ取れるので嬉しい情報源だと思います。
ただ、資料が届くのが遅いです。
他のスクールと同じ日に資料請求したにも関わらず、他のスクールは3日以内で届きましたが、大原は3週間後ぐらいに届きました。
興味がある方は、早めに資料請求するのがオススメです。
大原社労士講座の特徴
テキストは過去問を分析し、出題傾向が高い項目が分かるよう工夫されています。
逆に出題傾向が低い項目も教えてくれるテキストになっており、合格するために効率よく学べるよう工夫されています。
ただ、白黒表示のテキストなので視覚からくる記憶効果が望めないかもしれません。
大原も他のスクールと同様、DVDでの映像があります。
テキストの文字だけでは理解し難い箇所も、映像と音声があれば理解も深まると思います。
ただし、DVDは通信専用のためにとった映像ではなく、実際の教室での講義を生収録したものになります。
通学制と同じ内容が勉強出来、迫力ある講義を自宅で自分の見たい時に見られるというメリットがありますが、収録時の雑音や咳等の音が聞こえてきます。ここは残念な点です。
大原の通信講座を選んだ場合は、学習初期の段階から問題演習も併せて勉強されるとよいと思います。
幸い、大原では十分な問題演習の量を早い時期から提供してもらえますので、問題演習の勉強に困ることはないでしょう。。
なお、大原では、講義+社労士24+問題集+スマホアプリというユニークな教材を揃えています。
「社労士24」とは、24時間で社労士試験範囲をカバーするWEB講義で科目ごとや総復習に役立つツールです。
毎回、問題演習に取り組み、その解説をしながら進めていく問題演習中心の講義なので、特に再受験生におススメです。
これまで問題演習の開始時期が遅かったのですが、カリキュラムの見直しがあったのか、早い時期から問題演習をすえることができるようになりました。
通学、通信は全体的に20万円を超えるので高額の講座となります。
資料通信というコースも用意していますがそれでも10万円を超える価格です。
通学コースが用意されていますので通学で受講したい受験生には合った講座かもしれません。